
AI生成のイメージ画像。実際の施設・利用者・職員ではありません。
- 「子どものこれからが気になるけれど、本人は見学や相談の話を嫌がる」
- 「親だけで問い合わせても、迷惑にならないだろうか」
- 「本人を連れて行けないと、相談できないのでは」

そう迷って、問い合わせをためらっている親御さんは少なくありません。
アークワークスでは、ご家族だけでのご相談も受け付けています。
本人のことを考えるほど、「勝手に動いていいのだろうか」とブレーキがかかるものです。
けれど、何も動けないまま時間だけが過ぎていくのも、親御さんにとってはつらいことだと思います。
情報を集めることと、本人の利用を決めることは別です。親御さんが先に話を聞きに行っても大丈夫です。
この記事では、親御さんが相談を始めるときに、何を伝え、どう本人と共有していけばいいのかを整理しました。
この記事でお伝えすること
- 本人が来られなくても、家族の相談から始める
- 相談前に用意するのは、完璧な説明ではなく今の様子
- 相談した内容を、本人のペースで共有する
- アークワークスで、家族として確認したいこと
本人が来られなくても、家族の相談から始める


ご本人が相談に向かえない背景は、人それぞれです。
本人が動けない今だからこそ、ご家族にできることがあります。
たとえば、こんな理由で本人が一歩を踏み出せないことがあります。
- 外出そのものに不安がある
- 知らない人に、自分の事情を話したくない
- まだ働くことを考えられる気持ちになれない
どれも、本人にとっては無理もない気持ちです。
だからといって、親御さんまで何もできないわけではありません。
まずは施設の役割や相談できる内容を知り、本人にどう伝えるかを考えるところから始められます。
最初の連絡で伝えておきたい一言
問い合わせのときは、次のように伝えてみてください。
「本人はまだ見学を希望していません。まず家族だけで話を聞きたいです」
この一言があると、本人の同伴を前提にせず、日程や相談の内容を調整しやすくなります。
「相談しただけで、利用を申し込むことになるのでは」と心配な場合も、最初に尋ねていただいて構いません。
親が先に知っておくことの意味
親御さんが先に場所の雰囲気や支援の内容を知っておくと、本人に話すときの言葉が具体的になります。
「なんとなく良さそう」ではなく、「こんな作業があって、休憩はこう取れるらしい」と伝えられるからです。
親御さんが見て感じたことは、本人にとっても判断の材料になると私たちは考えています。

家族の情報収集と、本人の利用の意思の確認は、分けて進めて大丈夫です。
まずはご家族が知ることから始めてみてください。
相談前に用意するのは、完璧な説明ではなく今の様子


これまでの経緯をすべてまとめようとすると、連絡すること自体が重くなってしまいます。
最初は、分かる範囲で今の様子を伝えていただければ十分です。
整理しておきたい5つのこと
最初の相談では、次の5つを分かる範囲で整理しておくと話がスムーズです。
- 本人の年齢
- 今の日中の過ごし方
- 学校や仕事で困ったこと
- 本人が興味を持っていること
- 親御さんが知りたいこと
診断の有無や、福祉制度の利用状況が分からない場合も、そのまま「分からない」と伝えていただいて大丈夫です。
すべてがそろってから相談する必要はありません。
大きな言葉より、具体的な場面で伝える
心配が大きいと、つい「一日中何もしていない」のような言い方になりがちです。
けれど、具体的な場面で伝えたほうが、本人の生活がずっと伝わりやすくなります。
- 午前中は寝ていることが多いけれど、夕方には家の用事をしている
- パソコンには興味を示して、自分で調べものをしている
- 家族とは話すけれど、電話に出るのは苦手
できていることや、家の中での役割も、相談のための大切な情報です。
困りごとだけでなく、本人の得意なことや好きなことも一緒に伝えてください。
事実・本人の言葉・親の推測を分ける
メモを作るときは、この3つを分けて書いておくと伝わりやすくなります。
- 事実:前の職場は3か月で辞めた
- 本人の言葉:「人が多いところは疲れる」と言っていた
- 親の推測:音がにぎやかな環境が苦手なのかもしれない
推測が本人の気持ちとして伝わってしまうと、本人の本当の希望とずれてしまうことがあります。

事実、本人の言葉、親御さんの推測を分けておくと、相談がぐっと伝わりやすくなります。
うまくまとまっていなくても、話しながら一緒に整理していけば大丈夫です。
相談した内容を、本人のペースで共有する


相談のあと、「良いところを見つけたから行こう」と一度に話を進めると、本人は「もう決められてしまった」と感じるかもしれません。
伝え方を少し工夫するだけで、受け止め方は大きく変わります。
選べる形で伝える
まずは、情報を受け取るかどうかを本人が選べる伝え方を考えてみてください。
「どんな場所か聞いてきたよ。気になったら、一緒に情報を見られるよ」
その場で反応がなくても大丈夫です。
パンフレットを見える場所に置いておくだけで、時間をおいて本人が手に取ることもあります。
準備は小さく分けていい
本人が関心を持った場合も、見学、体験、正式な利用を一度に決める必要はありません。
準備は、こんなふうに小さく分けられます。
- 写真や作業の説明を、一緒に読んでみる
- 聞いてみたいことを、一つだけ考えてみる
- 家族と相談した内容を、本人と一緒に整理する
- 見学の日は短い時間から、と相談してみる
一つ進めたら、少し間をあけてもいいのです。
本人のペースに合わせることが、結果として長く続くことにつながると私たちは感じています。
本人の情報の扱いも、本人と相談する
本人の大切な情報を、誰にどこまで伝えるか。
これも、できる限り本人と相談しながら決めていきましょう。
本人の同意を置き去りにしたまま、契約や通所の日程まで進めてしまうことは避けてください。

本人が「自分で選んだ」と感じられることが、通い始めてからの安心にもつながります。
アークワークスで、家族として確認したいこと


ご家族だけで話を聞くときは、「本人が来るとしたら、どんな見学ができるか」を確かめておくと安心です。
本人に伝えるときの材料にもなります。
本人の困りごとに合わせて聞いておきたいこと
- 説明を短く区切ってもらえるか
- 人の多い時間帯を避けて見学できるか
- 本人が話しにくいとき、どのように希望を確かめてもらえるか
- 見学の時間を短めにできるか
対応できる内容は、予約のときに確認してください。
あらかじめ伝えておくことで、本人が来る日の準備をしやすくなります。
アークワークスの作業と送迎
佐賀市鍋島のアークワークスでは、次のような作業があります。
- 農作業
- 軽作業
- パソコン作業・AIツールを使った作業
- 刺繍(専用機材あり)
- 事務作業・整理作業
本人が家で興味を示していることと、つながりそうな作業があるかどうかも見てみてください。
送迎もありますので、範囲や時間帯は相談のときにご確認ください。
問い合わせの一言
連絡のときは、こんなふうに伝えてみてください。
「親だけの相談を希望しています。本人への伝え方も含めて、利用を考えるための情報を知りたいです」
利用が本人に合うかどうか、まだ判断できなくても大丈夫です。
確認したいことを一緒に整理するきっかけとして、相談を使っていただければと思います。
親だけの相談は、本人が自分で選ぶための準備です。

ご家族が一人で抱え込まず、相談先と一緒に考えていくことが、本人の一歩にもつながっていきます。
よくある質問
Q.うまく説明できなくても大丈夫ですか?
A.大丈夫です。
最初は「子どもの今後の働き方について、親だけで相談したい」という用件だけでも伝えられます。
詳しい状況は、話しながら一緒に整理していきましょう。
Q.相談したことは、本人に隠したほうがいいですか?
A.一律に隠すことをおすすめするものではありません。
本人の気持ちやご家族との関係を踏まえて、どのように共有するかも一緒にご相談ください。
Q.両親のどちらか一人だけでも相談できますか?
A.はい、ご相談いただけます。
来られる方だけで、まずは話を聞きに来ていただいて大丈夫です。
Q.家族の相談だけで、利用が決まりますか?
A.決まりません。
利用には、本人の意向の確認と、対象要件や必要な手続きが欠かせません。
ご家族の相談は、あくまで検討のための準備の段階です。
- 「本人を急かさずに、でも親として何か動いておきたい」
- 「まずは親だけで、どんな場所か知っておきたい」

そのお気持ちのままで大丈夫です。
本人がまだ動けない段階でも、今の状況や気になっていることを、どうぞ気軽にお聞かせください。
※利用の可否・支援内容・通所条件は、個別の確認が必要です。
工賃・費用・送迎条件などの詳細は、事業所およびお住まいの自治体へご確認ください。
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